[設定チームの積もる話] 第1話 – 気になる彼、クラウス!

キングスレイドを愛してくださる勇者の皆様、こんにちは!
キングスレイドの設定とストーリー、そして演出を担当している設定チームです。

これからしばらくの間、キングスレイドのゲームストーリーで語れなかった積もる話を、
設定チーム直々に紹介する新コンテンツを開始いたします。
「設定チームの積もる話」というタイトルでキングスレイドの設定はもちろん
、ストーリーにかかわる裏話を紹介する予定です。
勇者の皆様からいただいているストーリーに対する大きな期待と関心に報えるよう、
多様で巧みな物語をご用意してまいります!

コンテンツの先陣を切るのは、オルべルリアを守る凛々しい守護騎士!クラウスの物語です。
第10章の主人公であり、いつもカーセルとフレイを支えてくれる家族でもある彼には
どんな積もる話があるのか!なぜ今までとは違う姿で現れたのか!気になっていた
勇者の皆様のために用意しました!「気になる彼、クラウス!」楽しくみてください~

《孤児院の長男、クラウス》

クラウスはリカルドが運営する孤児院の出身です。
出生の秘密も、ものすごい事情もない普通の子でした。
孤児院の子供たちの中で一番年上だった彼は、
リカルドが留守の時には子供たちの保護者にならなくてはなりませんでした。
特別に尊敬できるロールモデル、つまり頼れる人がなかったのです。
リカルドは彼の恩人であり、優しいおじいさんにはなってくれましたが、
それ以上の存在にはなれませんでした。
そこでクラウスは頼れる人を探す代わりに、
自分自身が頼りになる人となることを渇望しはじめます。
まだまだ当たり前に甘えていい子供だったんですけどね。

《カーセル、フレイとの出会い》

クラウスは孤児院の子供たちに対し、優しくて模範になる
すてきなお兄ちゃんになりたがっていました。
そしてある日、「クラウスみたいになりたい」、「頼もしくてかっこいい」と言ってくれる
特別な存在、カーセルとフレイに出会いました。

カーセルとフレイの関係が互いの救いとなる存在だったとしたら、
その二人にとってクラウスは支えであり、互いを除いて唯一家族と呼べる存在でした。
クラウスの誕生日ストーリーで語ったように、自分という存在は
「お前たちがいなかったら、完成しないんだ」と思っています。
この思いこそが9.5章でクラウスがカーセルを守るために
リカルドとスカーレットに立ち向かい、命令にそむいてまで行動する原因です。
カーセルとフレイがいなかったら、クラウスは誰かの家族に、
そして支えになれなかったのですから。
「孤児院には他の子供たちもいたのに、何でカーセルとフレイだけ?」と
疑問を抱く方もいるでしょうね。
もちろん彼らも最初は自分に懐く子供たちの一人だったはずです。
ですが、子供たちに仲間外れにされるカーセルとフレイを庇うことで、
クラウスはとてつもない満足感を得ます。
誰かが「自分の存在で救われた」、「面倒を見てくれることで安心してくれている」という
事実から来る満足感です。
自身には経験できなかった感情をカーセルとフレイに感じさせる代償行為をしていたと思います。

《クラウスの心の重荷》

魔導王国でクラウスは、カーセルとフレイを守れなかった自身を責め続けます。
そして彼らを救うという約束、助けてみせるという決意を思い浮かべながら道を進みます。
苦しみの原因であると同時に、一歩を踏み出すための力の源でもあるのです。
ちょっとだけクラウスの図鑑ストーリーをみてみましょうか?クラウスは
守護騎士団での高い地位と名誉を断って、あえて厳しい道を歩み続けています。
宿屋で親密度を高めると「いい役職についても、多くのことをこなせるとは限らない」、
「城の中でずっと書類作業をやらされる可能性だってある」と話してますし、
誕生日ストーリーでもデミアからの騎士団長職を「また」断る彼の姿が見れます。
クラウスが騎士訓練を受けるようになってから、
以前のようにカーセルとフレイを世話することができなくなりました。
彼の優しい性情のせいで誕生日にカーセルとフレイに出会えるのも遅くなってしまいましたよね。
それはクラウスのせいではありませんでしたが、彼はそう思えませんでした。
カーセルとフレイは大変だった子供の時代に互いを支えて成長していきましたが、
クラウスは自身が望んでいた頼りになるお兄ちゃんの役割を果たせなかったのですから。

彼のうわさが帝国にも知れ渡るほど優れた資質を持っていたにも関わらず、
高い地位を拒んで厳しい道を歩み続けていた理由は、
「一番近いところで守ってあげたい」という願望を果たせなかった心の重荷のせいでした。
振り返ってみると、クラウスが第10章の魔導王国ストーリーで一歩を踏み出せたのは、
二人を守るために自身すらも捨てる覚悟を決めたという意味にもなりますね。
みんながカーセルたちを諦めた今でも、家族の味方になるという覚悟です。

《背中を任せられる仲間たち、だが…》

クラウスの物語に欠かせられない人たちと言えば、
オルべルリア王城の英雄たちを挙げられます。
以前、オルべル王城の相関図を通してお互いをどのように
思っているのか公開されましたが、スカーレット王女をめぐる複雑な政治状況のせいで、
騎士団の英雄たちは固い絆で団結しています。
もちろん、クラウスもスカーレットやデミア騎士団長、ロマン、チェイス、
そして他の仲間や騎士たちをとても大切に思っていました。

クラウスが騎士団内で低い地位にあると公開されてはいますが、
「次期騎士団長として注目される人」が実質的に低い地位とは言えませんね。
ストーリーなどでよく見かける青い服装の顔を隠す兜をかぶった兵士たちよりは
高い地位についていました。
騎士団長であるデミアや、王女であるスカーレットと対面して任務を授かるほどにです。
それほど信頼が厚かった彼の事でしたから、
クラウスが何も言わずに魔王カーセルを追いかけて飛び出した時、
スカーレットが怒りもせずクラウスを引き戻してくれとチェイスにお願いするシーンは、
彼に対する信頼や友情をよく表しています。
第10章の魔導王国を起点として、スカーレットは
王国と大切な人たちを守るために決してためらわないことを誓いました。
そしてクラウスもカーセルとフレイを助けるという約束を守るための一歩を踏み出しました。
これからのストーリーではデミアとチェイスがどんな決定を下すのか、
どんな場面で彼らと出くわすのかをお見せできると思います。

《敵から戦友に、マリアとモーラ》

魔導王国ですごい活躍をしたマリアとモーラ、二人の話は欠かせませんね。
面白いことに、この三人の縁は長い間続いてきたものです。
クラウスが遠征に出て世界樹に到達した時、
マリア、モーラと戦ったことを覚えていますか?
当時はクラウスがまだまだ弱かったころの話ですね。
振り返ってみると、あの時のクラウスと剣を交えたことがある
マリアとモーラだったこそ、今のクラウスの強さと成長を認められたと思います。

特にマリアのクラウスを見る視線は格別だと思います。
マリアにもクラウスのように大切な人が魔王になってしまった記憶がありますからね。
クラウスがヒルダを通じて自分の姿を見たように、
マリアもクラウスを見て過去の自分を思いだせたと思います。
だから彼を深く理解し、彼の気持ちをヒルダや皆に伝えることができたのでしょう。
「カイルが見たら仲間にしたがるはず」、「カイルが見たらきっと喜ぶ」という言葉の裏には、
すでに彼女はクラウスを旅をともにする仲間として認めているという意味が込められています。
魔導王国での長い道のりをともにし、カーセルとフレイを元に戻すという目的がある分、
三人が一緒に旅するシーンを次も期待できると思います。
この三人がどのような経緯でともに行動することになったのかもお伝えできると思いますので、
これからも彼らの物語を一緒に見守ってください。

長くて短かったクラウスと仲間たちの積もる話はここまでです。
次回も勇者の皆様の興味を引ける積もる話をご用意しますので、
またお会いしましょう~!!

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