[設定チームの積もる話] 第3話 – 太初の五魔族

キングスレイドを愛してくださる勇者の皆様、こんにちは!
キングスレイドの設定チームです。
第1話、2話に続いて新たな積もる話を用意して参りました!

今回はキングスレイドの世界観において非常に長く扱われてきた、
それだけ重要な主題の積もる話をご用意いたしました!
「太初の五魔族」に関する物語です~!

すでにゲーム内に登場している英雄たちの中にも魔族が大勢いますよね?
敵としても、味方としても大活躍している彼らが、
一体どんな背景を持っているのか気になっていた方も多くいらっしゃると思います。
第10章で本格的にルアとレア、そして魔族の物語を公開しながら、
こうして彼らの背景に関する積もる話を勇者の皆様にお伝えしたいと思っていました。
多くの方々が期待してくださった話である分、
一字一句たりともおろそかにせず、ご満足していただける内容となればうれしく思います。

《レアの眷属、魔族たち》

太初の五魔族の話をするには、まず先に「魔族」という種族が
一体どんな存在なのか先に説明する必要がありますね。
天族がルアの眷属であるよう、魔族はレアの眷属です。
しかし魔族は天族とは違って個体ごとの生まれや姿などに大きな差が存在します。
最も代表的な純血魔族にはエピスとヴェルカザール、そして魔王アングムンドがあり、
太初の五魔族であるルシキエルとグレモリー、そしてシャミーラも純粋な魔族です。
そして、モーラを代表とする邪竜があります。
邪竜は魔族ではありますが、ドラゴンを倒すために人工的に作られた存在です。
他にもエゼキエルのような半人半魔や、ヴィスカのように人間の体に
魔族が憑依した場合もあるなど様々な形態が存在しています。
ならば「天族のように、レアに絶対服従しているわけでもないのに
魔族はいったい何のために創られた存在なのか?」と
気になっている方も多くいらっしゃると思います。
一般的に魔族は知能が非常に低く、自分より強い者に服従する存在です。
そしてレアは、魔族に女神の力で強圧的に命令を下しています。
時には魔王アングムンドのような存在を創造して彼らを統率したりもしますね。
そんな魔族の中で自らの意志で行動するのはもちろん、強者にも歯向かえるエピスと、
地上で自分だけの領域を所有するヴェルカザールはかなり強い存在だともいえます。
魔族はレアの縛りから逃げられない存在です。
レアはかなりの放任主義(笑)で、いつもは魔族に干渉していませんが、
彼女が望むなら自身の被造物である魔族の意志とは関係なく
命令を強制することができます。
第10章のエピローグでルシキエルが「彼女ですらむやみにできない
存在になったとはいえ、我々の本質は彼女から始まったのだ」と語るシーンが
今の魔族とレアの関係をうまく表しています。

《太初の魔族》

だとしたら太初の魔族とは一体何なのか、「太初の五魔族」と呼ばれる5人は
どれほどの影響力を持っているのかを今から説明いたします。
太初の五魔族は、レアが最初に創造した魔族の中でも
彼女の権能を一部受け継ぐことができた個体を示す言葉です。
女神の権能を保持しているため、どの個体も平均的に他の魔族よりは強いですが、
5人の中での力の差は明らかに存在しています。
誰が一番強いかというと、純粋な強さだけではルシキエルが最も勝ります。
太初の魔族は、ルシキエル、グレモリー、シャミーラの他にも
もう二人いますが、二人の正体はまだ公開できません!少しだけヒントを出すと、
一人は他の魔族とは違ってレアへの忠誠心が非常に強い子です。
彼らは明確な自我と凄まじい力を手にしてレアですら
むやみにできない存在になりましたが、レアが創造した存在だという
本質の縛りにより、彼女の命令に背くことはできません。
しかも放任主義のレアは魔族の行動に制約をかけることもなく、
たまにしか干渉していませんので、彼らがあえて反旗を翻して
女神の怒りを買う理由もなかったのでしょう。

《凄まじい破壊の力、ルシキエル》

では、続いて太初の魔族の紹介に移ります!
一番目の紹介は、最強の魔族ルシキエルから始めます。
姉のグレモリーには「ルシ」という可愛いあだ名で呼ばれていますが、
破壊の権能を持っているだけに戦闘において彼の右に出る者はいません。
お気づきになった方もいらっしゃると思いますが、
ルシキエルは戦闘という行為自体を楽しんでいます。
破壊を渇望していて、全力でぶつかり合える相手を望んでいます。
しかし、あまりにも強大な力を持っていたせいか、
彼と対等に渡り合える者は数百年がたっても誰一人として現れませんでした。
そんな中、彼はマルドゥクとの契約に応じて
グレイ公国を滅ぼすための戦争に参加します。
そして運命の導きにより最高の敵、テオと出会うことになります。
第9章から第10章に至るまでの間、
ルシキエルはテオとの再戦を心から待ち焦がれていました。
ルシキエルにとっては自分の体に生涯初の傷を負わせた、
全身全霊をかけて戦うべき相手でしたからね。
もちろん、彼に対する興味もテオが強者である場合のみ有効な感覚です。
もしかしたらルシキエルはテオという存在よりも、
テオが持つ「力」にぶつかりたいのかもしれませんね。あくまで戦闘狂ですから。
ルシキエルの話からは、もう一人欠かせられないキャラクターがいますね。
それは彼の息子、エゼキエルのことです。しかし彼は、
エゼキエルにあまり興味を持っていないようです。
エゼキエルを息子と呼んだのは彼なりの愛情表現だったのでしょうか?
エゼキエルもルシキエルに話したいことが、聞きたいことが沢山あると思いますが、
一つ確かなのは、ルシキエルの興味を引くためには
今より強くならなければならないということです。

《侮れぬ怠惰、グレモリー》

次は太初の魔族の長女、グレモリーです!
初登場から強烈な印象を残している分、
多くの勇者様から期待されている英雄でもあります。
可愛くてダルそうな外見とは正反対に、本来の姿はとてつもなく
巨大で恐ろしいという意外な魅力を持ったキャラクターです。
戦闘でも全面戦になることを好みませんが、
その理由がただ面倒くさい状況を避けたいからというのもゾクッとします。
普段あまり怒らない人が怒るともっと怖いですからね。
はたして面倒くさい戦いを嫌がるグレモリーが本気で戦う日が来るのか、
どんな不思議な魅力をみせてくれるのか期待しても良さそうです。
また、グレモリーと言えば欠かせられないもう一つの特徴は、
ルシキエルを「ルシ」というあだ名で呼んでいることだと思います。
実はこれ…あだ名ではなくて、ルシキエルの名前を全部発音するのが
面倒くさかったグレモリーが略して呼んでいるだけでした!
でも、グレモリーとルシキエルの関係は悪くないようです。
魔族たちは個性が強く、他人のことを気にしない傾向がありますが、
ルシキエルはいつもグレモリーの言うことを
ちゃんと聞いてくれますからね。(´∇`)
そもそも人間とは全く異なる考え方をする種族ですから
「親しい」という概念も人間とは少し違うのではないでしょうか。
家族や兄弟という認識もほぼないようですからね。

《呪いの器、シャミーラ》

続いて、シャミーラです!
登場日だけみるとルシキエルやグレモリーよりもずっと先輩にあたる英雄です。
シャミーラは原初の呪いから生まれた存在であり、
その呪いの器としての力を除くと強くない方ですが、なぜか皆から疎まれる子です。
ルシキエルですらシャミーラに利用されることを不快だと思っています。
まあ…シャミーラ自身はあまり気にしていないようですがね。ゲームの戦闘方式で言うと
ディーラーよりデバフに特化したキャラクターだといえます。
シャミーラは、太初の魔族に関する設定が公開される前から
謎に包まれていた英雄です。
自分が持った情報を活用して時には敵とも協力し、味方を作り、
そして他の勢力ですら動かすほどの知略を持つ魅力的なキャラクターです。
説明だけ聞くとキングスレイドの世界観で最強のようにも思われますが、
他の魔族と同様にシャミーラもレアの支配を受けています。
個性が強いのはもちろん、弱肉強食の世界を生きる魔族たちの中で
シャミーラのように行動したがる魔族は一人や二人ではなかったでしょう。
まだ「レアの神経にさわらなかったから」放っておいているだけかもしれません。
第10章のエピローグでも、ルシキエルが「お前が何を考えているのかも
レアは予測しているはずだ」と警告をしたことがあります。
シャミーラはそれをあまり気にしていませんがね。(魔族…個性あふれすぎだろ!)
今までのキングスレイドは、聖剣の戦士が魔王となり、天族が堕落し、
魔族が人間を助けるおかしな世界です。まさに変数が多い世界なのでしょう。
これから英雄たちがどんな道を選ぶのか、または選ばないのかによって、
シャミーラも予測できない展開に流れていく可能性は充分あり得ます。
最後に笑うのは果たして誰なのか、ぜひ期待してください。

《魔王と太初の五魔族との関係》

最後に、一つだけ明確にしておきたいと思います。
太初の五魔族が一番強いというのに、
なぜ「魔王にはなれないのか?」に関する話です。
一番の理由を挙げるとしたら、5人の魔族全員が「興味を持てないから」です。
魔族は極めて自身のことだけを考え、
人間の思うような権力に対する欲もありません。
魔族を率いる「魔王」という存在も、人間世界の王のように
魔族を統治する者ではなく、レアの命令を魔族たちに伝えるだけの存在です。
太初の魔族たちが魔王に従う理由も魔王が強者だからではなく、
レアからの「魔王とともに行動しろ」という命令に服従しているだけなのです。
もちろん、エピスのように魔王に従わない魔族たちもいますが、
そもそも国一つぐらいは簡単に滅ぼす力を持つ太初の魔族がついていますからね…
数人ぐらい離脱しても誰も(レアを含めて)気にしていないようです。
なんだかんだ言われても魔族ですからね!(´∇`)

以上、個人主義と放任主義の塊のような魔族たちの積もる話でした。
今回も楽しく読んでいただけましたでしょうか?
次回も勇者の皆様に興味をもっていただけるような
積もる話をお話できればと思います!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!

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