[GMノート] 魔導工学の真髄、「バランセ」開発ビハインド

勇者の皆様、こんにちは!
愛で育てるRPGキングスレイドのGMリリアです。

ついにハウンド部隊の姉御、魅力的な天才工学者「バランセ」が新規英雄として登場します!
バランセの開発ビハインドストーリーで、彼女とハウンド部隊の関係を含む様々な情報を確認しましょう!


Part. 1 設定
[ハウンド部隊を支える姉御、バランセ]

ハウンド部隊の騒々しさと隊員たちの魅力と個性は、キングスレイドを楽しんでくださっている勇者の皆様なら誰もが知っていると思います。特に彼らの隊長であるクロウの強さは他の追随を許さないほどのものですが、そんな彼と3人の狂犬たちに情報を提供し思う存分暴れさせ、手厳しい忠告とアドバイスを与える「頭脳」役のキャラクターが必要でした。

また、魔導王国の秘密を暴くための重要な鍵であるクロウの専用武器「アーキストラ」の運用と整備には高度の魔導工学技術が必要であるため、それをハウンド部隊員たちに授けることができる人物の存在は必要不可欠なものでした。その必要性により、バランセは新たな魔導王国の真実とアーキストラの情報をゲーム内の英雄たちと勇者の皆様に説明する案内役として企画されるようになりました。戦闘に特化しているクロウとハウンド部隊員たちには、あまりにも違和感がある役割でしたからね…すでにバランセは「X:Rebelion」の頃から活躍していますが、これからもベスピア帝国を舞台として繰り広げられる物語で、魔導工学の研究を続けるのはもちろん、パンドラ、そしてイーブルナイトプロジェクトなどの秘密を暴くためにハウンドたちを支え続けるはずです。

バランセの所属はハウンド部隊ではありません。クロウのサブストーリーでも確認できますが、彼女は帝国最高の研究機関「マゴス・レ・フラーム」の研究所長です。また、魔導王国に向かうクロウとハウンド部隊に同行していたほど、進取的で強靭な気性の持ち主であり、何事も行動に移してから判断する実践家でもあります。単に悩んで結論を出すことに止まらず、問題点を解決して補完するために努力し続けます。そんな彼女の絶え間ない情熱と知識欲が、マゴス・レ・フラームの最高研究所長というタイトルを手に入れさせたのでしょう。

そして彼女は、クロウの妻であるロゼの職場の同僚であり、2人の親友でもあります。クロウとロゼを守るために行動するにつれ、自然とハウンド部隊とも関わることが多くなりました。もちろん、公式的にはハウンド部隊に魔導王国の情報と魔導工学技術を提供するという名目でです。

[バランセと言えばハウンド、ハウンドと言えばバランセ。狂犬たちとの絆]
クロウとロゼはバランセと同じアカデミーを卒業していて、10代前半から半ばを一緒に過ごしています。バランセはロゼがパンドラに所属していたということまで知っているくらい親しい間柄で、ロゼとクロウの子供であるロアへの愛情は言うまでもないものでした。いつも冷静に振る舞うバランセが唯一心を開いた人たちだっただけに、ロゼとロアの死はクロウだけでなく、バランセにも大きな衝撃を与え、彼女に復讐を決意させます。

もちろん、1人残された友人であるクロウが危険な道を行くのをただ見ているわけにはいかなかったということも一つの理由だったのでしょう。いつもは冷静な毒舌家である彼女ですが、愛する人たちのためなら何でもできる実践家ですからね。あのクロウですら、バランセのアドバイスなら傾聴するくらい彼女の判断と知識を信頼しています。クロウもバランセも無口で感情を表すことはないですが、2人にとって互いは、今は亡き愛する人たちとの思い出を共有できる唯一の存在であり、性別を越えて友情を交わした親友でもあります。もしバランセに「クロウへの恋愛感情や異性としての感情があるか?」と質問したら…バカにされるに違いありません。


バランセとミトラ、パンシローネ、そしてキベラの関係も、彼らなりに友好な関係を築いていると言えます。バランセは、クロウがミトラを深く信頼していることを知っており、ミトラもバランセを姉御と呼びながら慕っています。それに、ミトラはクロウの家族とも縁が深い分、バランセと会う機会も他の隊員たちより多かったはずです。パンシローネにとってバランセは、ただ単純に「テルシア(パンシローネの専用武器)の面倒をみてくれるいい人!」くらいの認識なのかもしれません。パンシローネもバランセを「姉御」と呼んでいますが、これはミトラの真似をしているだけです。おそらく深く考えずに「クソ犬(ミトラ)が親しく接しているから、あたしもそうしちゃおう!」程度の感覚で行動しているのではないでしょうか? キベラは、他の二人よりバランセとの接点が少なく、親しい間柄とは言いにくいですが、「あの隊長(クロウ)が認めるほどの人物か…すごいね」と考えているようです。「クロウの友人」という称号は、あまりにも珍しいものですからね。

もちろんバランセも、ハウンド部隊に対して彼女なりの愛情を抱いています。それは3人が感じていることよりも遥かに深いもので、バランセは彼らが怪我をせず、無事任務から帰還することをいつも祈っているようです。

Part. 2 アート
[バランセのデザインコンセプト:孤高な工学者、スチームパンク]

バランセの初期デザインコンセプトを設定するときは、典型的なスチームパンク要素が加えられた孤高な性格の工学者キャラをイメージしていました。しかし、シナリオに登場する彼女はクロウとハウンド部隊を黙々と支える心強い姉御の役割も果たさなければならなかったので、ただの孤高な工学者ではなく、冷静に見えても心は温かい助力者としてのキャラクター性をデザインに溶け込ませています。
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星4のバランセの姿は色んなコンテンツで公開されている分、勇者の皆様にもなじみのある姿だと思われます。星4の原画には、既存のキングスレイドの英雄たちに使われなかった典型的なスチームパンクデザインを適用することに重点を置いています。スチームパンクというデザイン要素を加えることで、オルベルリアと帝国のファッションと文化の違いを表すことができると判断したからです。

また、冷静なイメージを視覚的に表現するため、髪の毛を落ち着きのある紫に設定し、衣装のほとんどは無彩色でデザインしています。バランセのイメージを表現する過程でもっとも苦労したのは、彼女の冷静さを象徴するシャープな目尻でした。相反するイメージである暖かい内面を表現する必要があったため、半分目を閉じている状態をデフォルトに設定し、柔らかいイメージを与えようと努力しています。
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星5の原画では、さまざまな方向性のデザインを試すことに重点を置いています。星5の姿は、星4の姿よりも優れた天才工学者、そして最高研究所長という肩書に見合う衣装デザインを与えるため、ドレスの形ではなく、科学者の白衣を連想させるコンセプトの3つ目の原画を採用することになりました。
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また、魔導工学を研究する工学者ということが見た目だけで分かるように、腕と背中に魔導工学技術で作られた機械装置を追加しています。

[クロウとロゼの名前を受け継いだ専用武器、コルボー・ローズ(Corbeau Rose)]
バランセの武器デザインには、普段よりもかなりの時間が費やされています。バランセの初期コンセプトの公開と登場、そして英雄としての実装に至るまでより良い方向への改修が続いているからです。最初のコンセプトでは、バランセの声と合図に反応して戦闘を行うスチームパンク風の飛行ユニットでデザインされましたが、最先端の技術を扱う魔導工学者という設定を強調するため、最終的にはレーザー武器のコンセプトに変更されました。

変更された武器は、機械爪の真ん中にレーザー砲の発射装置が付いている魔導兵器で、以前のデザインよりも自動兵器としての特徴が強化された攻撃特化型の兵装に仕上がっています。そして何よりも、キングスレイドの魔導工学技術を使用する武器であることが一目でわかるようにデザインされています。

また、星4武器から専用武器に進むにつれて、より高度な魔導工学技術が適用されたことを視覚的に表現しています。機械爪に関節を追加してメカ要素を加えており、星5武器と星5バランセの原画衣装の色合いを統一させ、武器と衣装がセットとして感じられるようにしています。そして専用武器にはピンクをポイントカラーに使用して、よりアップグレードされた形でデザインしています。

初期コンセプトの武器には、リモコン操作や特殊なコマンド入力などの多様かつ魅力的な設定が多く反映されていましたが、より洗練された武器を披露するために省略するしかなかったことは、今でも心残りです。ですが、バランセ特有の魅力的なスチームパンク風のデザインは、専用宝物などのコンセプトで確認できますので、ぜひ勇者の皆様にも楽しんでいただきたいと思います。

[バランセのイラスト]
バランセは自分の魔導工学技術に誇りを持つ進取的なキャラクターですので、固いポーズをできるだけ排除して工学者であることを連想させながらも、仲間のために先頭に立つ戦士のイメージをイラストに表現しようとしています。
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3つの試案の中で最も攻撃的に武器を扱う姿の1番目の試案が採用されました。

堂々かつエレガントな印象を与えたかったので、のびのびと手足を伸ばすポーズに風になびく髪の毛と衣装を加え、できるだけアクティブな姿を表そうとしています。

このようにバランセのイラストが完成しました。硬い口調と冷静な性格のせいか、感情を出すことがないと思われがちですが、彼女はただ情報を伝える役割にとどまらず、自分の感情を素直に表出するタイプの人です。すがすがしい彼女の魅力が勇者の皆様にも伝わったでしょうか? 同時に、バランセはすごい毒舌家でもあります。すっきりした性格の彼女の名言を先に聞きたい方には、クロウのサブストーリーをお勧めします。(*´∀`)

[バランセの3Dモデリング&モーション(アニメーション)&エフェクト]
バランセのデザインは無彩色をベースにしている分、相対的に薄い色で表現する必要があったんですが、ポイントカラーを強調しながらデザインをまとめる作業に手間をかけています。その中でも特に苦労したのが、シャープな目尻に柔らかいイメージを宿す作業でした。
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半分目を閉じている状態のキャラは、グレモリーのように面倒くさや無関心なイメージが強調されがちですが、ハウンド部隊を大切にしており、魔導工学者としての誇りを持つバランセとは正反対のイメージだったのもあって、モデリングの表現にかなり苦労しています。英雄としての発売は遅くなってしまいましたが、ストーリーでの登場はグレモリーよりも遥かに前でしたので、最も手間をかけている英雄とも言えます。

また、バランセのモーションとエフェクトには工学者としてのイメージを与えるため、武器のホログラムを召喚、複製して範囲効果を付与するなどのダイナミックな戦闘をお見せしたいと思いました。魔導工学のデザインには近未来的な要素が多い分、「バランセ工房」に適用されたような機械とホログラム要素が、きっとバランセにも似合うと判断した結果でもあります。

ですが、すべてのスキルコンセプトが武装&ホログラム召喚をベースにしているため、単調に見える可能性がありました。そこで、できる限り多彩なエフェクトと召喚される武装のモーションが被らないようにし、より豊かな雰囲気を出すことができるよう工夫を重ねています。

バランセのモーション制作で最も重視したのは彼女のシニカルな性格でした。特に英雄獲得と覚醒、そして超越映像に登場する彼女の姿は、「バランセ工房に君臨する魔導工学の最高権威者」そのものです。今までの工房で魔導工学装備を制作する姿ではなく、英雄として活躍するバランセの姿に、ぜひご期待ください。

Part 3. 戦闘企画
[バランセの戦闘]

バランセはメカニッククラスの物理属性NPC英雄です。
さまざまな魔導工学技術を駆使して、味方にはバフ効果を、敵にはデバフ効果を付与する万能型サポーターとして企画しています。

また、魔導工学者という設定に合わせて、魔導レイドと魔導工学装備の強化に役立つ祝福効果も計画中です。まだ開発段階であるため、アップデート時の仕様は変更される可能性がありますが、多くの勇者の皆様が長らく期待してくださった英雄バランセである分、最高のクオリティーで披露することができるよう努力して参ります。

Part 4. バランセ英雄ダンジョン:アゼッタの登場

英雄としてのバランセ登場と同時に公開される英雄ダンジョンのストーリーは、ロゼがクロウだけでなく、バランセにも自分の意志と目的、そして研究資料を残していたことから物語が展開されます。また、ロゼはバランセに渡した情報を、今後のストーリーでバランセと対立する新しい人物、「アゼッタ」にも引き渡しています。


しかし、ロゼが意図していたこととは違って、ロゼの研究を二人が受け入れる過程で意見の対立が起きます。アゼッタはロゼの研究を「完成」することを、バランセはロゼの意志を「継承」して、彼女の研究が人々の幸せのために使われることを目的としています。その目的の違いが、バランセとアゼッタを絶え間なく対立させているのです。


果たしてロゼの本当の目的と彼女が望んでいた未来とは何なのか、そして、ロゼの研究が残された者たちにどんな影響を及ぼすのか、その手がかりをバランセの英雄ダンジョンで確認できますので、ぜひ勇者の皆様にも楽しんでいただきたいと思います。

Part 5. 終わりに

英雄のコンセプトを表現する過程で、キャラの外見に等しいほど口調も重要なポイントとして作用します。もちろん、バランセの口調についても内部で深みのある議論を行っています。軍人としての彼女か、貴族のお嬢様としての彼女か、それとも一人の社会人としての彼女か…などなど。みんなが「私のバランセはこうだ!」と丸一日かかって熱心に主張を強めていたせいで、バランセの担当者様が慌てながら場をおさめたハプニングもありましたね。

このようにキングスレイド開発チームからの愛情をたっぷり受けて作られたバランセである分、今回公開される「バランセ英雄ダンジョン」のストーリーで、勇者の皆様にも彼女の魅力をたっぷり感じていただきたいと思います。

ありがとうございます。

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